霊的真理とともに歩む

──真のスピリチュアリズム普及のために

「“イエスの兵士”として人生を捧げよう!」<2>

── 特別読書会に参加してからの心境

 

前回に引き続き、2021年の「特別読書会」参加について、お伝えいたします。

 

エスが参加者に語りかけた時間は、あまり長くはありませんでしたが、会が終わった後は、軽い放心状態になりました。そして、しばらくの間、自分の身に何が起こったのかうまく理解できない日々が過ぎていきました。一カ月くらい、「自分は本当にあの場にいたのだろうか?」と半信半疑の状態でした。

 

どうしてそうした状態になったかと言えば、スピリチュアリストとしての自覚はあるものの、「自分はイエスの地上再臨に立ち合えるような内容を持っていない」と感じていたからです。

私はスピリチュアリズムに出会ってまだ数年しか経っておらず、真理の理解も実践もまだまだ未熟な段階でした。

10年、20年と真理を実践しているスピリチュアリストに比べれば、未熟さは明らかです。さまざまな失敗をし、欠点も多くあります。

ただ、これまでの人生を振り返ってみると、すべてがイエスとの出会いのためであったと感じています。霊界の導きのなかで、今に至ることができたことを実感しています。

 

私は6年ほど前に体調を崩したとき、『シルバーバーチの霊訓』に出会いました。その後、次々と家族に問題が起こり、妹の遠隔ヒーリングをお願いしたことで、東京スピリチュアリズム・サークルの読書会に導かれました。

読書会に参加したことで、真理の正しい理解が深まり、苦難をありがたいものと思えるようになってきました。そして、「特別読書会」に参加するという奇跡のような体験をしました。

 

「特別読書会」でイエスのメッセージを聞き、普及会が発表した「イエスの地上再臨」についてのインフォメーションを読むと、二千年の間、地上人の救いを願ってきたイエスの深い愛に心を打たれます。

最初は、自分にできるだろうかと自信がありませんでしたが、次第に「神とイエスのために働きたい!」「イエスの兵士として人生を捧げたい!」という思いの方が勝るようになりました。

今では、すべてを霊界にゆだねて、できるかぎり力を尽くそう、どんな困難も乗り越え、地上の同胞のために奉仕していこうと決心しています。